英語がなかなか身につかない…。 いつまで経っても話せるようにならない…、とお嘆きの方は本当に多いのですが、「ちょっと待ってください!」 本当は英語の習得(いえ、他の言葉の習得でもそうなのですが)は、本質さえ理解してしまえばそんな難しい話ではないんですよ。 実際、2~3ヶ月も集中して勉強すれば、英語の最初の壁なんて簡単に突破できるものです。これは本当です。 言葉の習得って、本当にそんなものなんです。 一番いけないのは「ダラダラ」と勉強を続けること。 今回はちょっとその辺りについておさらいしてみましょうね。 英語(だけでなく他の言語にも当てはまる)習得の大原則: 【短期集中】 人によって、短期集中型と長期ダラダラ型とに分けられると思いますが、特に初心者であればあるほど、「ある程度のレベル」になるまで、即ち、英語の最初の壁を突き破るまでは本当に短期集中で勉強した方が良いです。 これには理由があって、まず短期集中で取り組まないと、三日坊主になる可能性が非常に高くなるんですね。英語の習得って、やはり基本的には退屈な作業が多いですから。 単語や熟語の暗記、英文法の理解、リスニングの練習等々…、基本的には面倒くさい作業ばかりですので、これを長期間やろうとしてもなかなか続かない。 長期というスタンスでやって、それでも効果が目に見えるようであれば、まだマシです。しかし、ほとんどの場合は地道な英語の勉強を半年、一年、二年と続けても、さっぱり効果が実感出来ないという人が多いのではないでしょうか。間違ったアプローチで勉強続けても意味ないですからね。 従って、まず大原則として、英語の習得は(特に最初のうちは)短期集中に限る!といえます。そして、ある程度のレベルが実感できるようになれば、その後はゆっくり長期的にスキルアップをしていくと良いんです。実際、英語の勉強に終わりはありません。これはもうどんな上級者であっても、死ぬまで勉強、勉強、勉強の毎日ですからね。私だって日々勉強の毎日ですよ(^^; 【シンプル化】 今の世の中、とにかく情報過多で、ネットをはじめ、さまざまな媒体で情報が飛び交っています。英語の勉強に関する情報でも、ある人は「単語力が絶対必要」といってみたり、ある人は「文法なんか必要ない」といってみたり、そんなのばかり目にすると一体何が正しいのか分からなくなってしまいます。 そんな中で色々な教材を試しては次のものを探し、そんなことを繰り返して、気づいたら教材コレクターになっていた!なんて人も本当に多いものです。 ここは一つ、英語の勉強に関する情報をシャットアウトしてみましょう。まず、これはというメソッドを見つけたら、その他の情報をなるべく見ないようにして、なるべくシンプルに一つの方法を試してみます。途中で他の方法を試してみようと思うと、結局どっちつかずで途中で挫折という結果になりかねません。 教材をたくさん買ったからといって英語が話せるようになるわけではありませんから、次々と新しい教材を買うのではなく、もし家に既に買った教材があるのであれば、まずはその教材を完璧に活用することから始めると良いでしょう。 あれこれ手を出さずに、出来るだけシンプルに勉強することが重要です。 【動機の再確認】 いつも言っていることですが、英語の習得においてはこの「動機の再確認」というのは本当に本当に大切なことです。 なぜ自分は英語を話せるようになりたいのか? なぜ自分は英語を話せるようにならなければならないのか? 要するに「必要性」ですよね。なぜ自分は英語を勉強する必要があるのか? それを再確認する必要があります。まず、最初に言っておきますが、英語だけに限らず一つの言語を習得するということは、そんじょそこらのモチベーションでは到底難しいものです。 ただ漠然と英語が話したいから、英語が話せるようになればいいな、程度の動機ではなかなか英語を身につけることは難しいのです。 だから、なぜ自分が英語を話せるようになりたいのか、そこを強く再確認する必要があります。 英語を話せるようになって、より良い学校、会社に入りたいから。 英語を話せるようになって、女の子にモテたいから。 英語を話せるようになって、仕事に役立てたいから。 英語を話せるようになって、キャリアアップしたいから。 英語を話せるようになって、収入を増やしたいから。 英語を話せるようになって、自分を馬鹿にした奴らを見返したいから。 英語を話せるようになって、ライバルに差をつけたいから。 英語を話せるようになって、自分の世界を広げたいから。 英語を話せるようになって、国際的に活躍したいから。 そのような動機というものは、人によって違うでしょう。しかし、まず自分の具体的な動機を再確認し、それを常に頭の中に入れておくことがとても重要なんです。 ただ漠然とした目標では、英語の勉強なんて続けることは出来ません。だから、まず自分の動機(英語を勉強する必要性)を明確に再確認する。それも出来る限り具体的に、自分の目標を明確に把握する。それが本当に大事なんです。 …と、まあそんな感じが英語の習得における大原則です。まず、英語の勉強がはかどらない、いつまで経っても英語を話せるようにならない~!と嘆いている方はその辺りの大原則から見直してみると良いと思います。 |
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